- 学長ブログ ある地方大学長のつぼやき -

三重大学長の「つぶやき」と「ぼやき」のブログです。

思いがけない東京芸大ツアー
~芸術家のパワーを感じたすばらしい一時~

 5月のゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいましたね。鈴鹿医療科学大学と三重大学学長顧問の二足のわらじをは き、また、文科省や国立大学付属病院長会議の仕事などもあって、3月までの三重大学長時代よりも、ひょっとしたら忙しい毎日 を送っているかもしれません。おかげでブログのネタはいっぱいたまっていますが、更新のペースが落ちていますね。これから、 がんばって、更新のペースを回復したいと思っています。

 この4月~5月にかけては、文科省や国立大学付属病院長会議の仕事では、だいたい週1回のペースで東京に通っていることになり ます。4月30日には文科省の医学教育課の会議、5月1日には文科省の文教施設企画部の会議が連続してあったので、30日には東 京に泊まりました。30日の夕方時間があったので、急きょ東京芸大の見学をさせていただくことにしました。

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 実は東京芸大には、3月まで三重大の理事・事務局長として、わたしと一緒に三重大の経営をきりもりした三浦春政さんが着任し ておられるんです。それで、三重大とはまったく違った大学で元気に頑張っておられるのかどうかということもあって、気軽な気 持ちで立ち寄ることにしたのです。

 夕方4時頃に上野公園内にある東京芸大につきましたが、東京の都心にありながら、緑に囲まれて、芸大としての伝統や雰囲気が 、訪れる人を包み込んでくれるキャンパスですね。東京美術学校と東京音楽学校が昭和24年にいっしょになってできた、美術学部 と音楽学部の2学部14学科からなる大学ですね。

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 キャンパスは、昔の美術学校と音楽学校時代からの流れで、道をはさんで美術学部と音楽学部に分かれており、事務局の建物は音楽学部の校舎のあるキャンパスにありました。事務局長室で三重大時代と同じように元気な三浦さんに出迎えていただきました。三浦さんの役職は総務担当理事・副学長・事務局長です。

 私が学長時代にたいへん親しくしていただいた芸大学長の宮田亮平さんは不在でしたが、教育担当理事で副学長の渡部健二さんが 、たいへんお忙しい中で出迎えていただき、キャンパス内の案内していただくことになりました。三浦さんの顔を見に来ただけなのに、大ごとになってしまって、渡邉さんをはじめ芸大の皆さんには、多大のご迷惑をおかけすることになりましたが、思いがけ ず、私にとってまたとない芸大ツアーを体験させていただくことになりました。

geidai06S.JPG三浦さん 渡邉さん

 その内容は次回のブログでご紹介することにいたします。

 

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ベートーベン像とヒポクラテスの言葉

「ARS LONGA VITA BREVIS」

(芸術は長く,人生は短し)

 

 

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岡倉天心像