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三重大学生協「ぱせお」でのムスリムフレンドリーメニューの提供再開と試食会の開催について

留学生寄宿舎のシェアルームには日本人学生がレジデントアシスタント(RA)として入居しており、留学生宿舎に入居する留学生と日々交流しながら、生活面における様々なサポートを行っています。

今回、RAの働きかけにより、学食でのムスリムフレンドリーメニューの提供が再開されることとなりました。三重大学生協が運営する「ぱせお」では2019年度までハラール推奨メニューが提供されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて停止されていました。

本学の留学生には、インドネシアやマレーシア等出身のムスリムの留学生が多数在籍しています。彼らが学食を利用できないか、RAが生協に相談したことをきっかけに昨年度から一緒に協議を重ねてきました。

そして4月21日(木)にムスリムの留学生による試食会を行い、5月10日(火)からムスリムフレンドリーメニューの提供が再開されることとなりました。

RAのリーダーが4月21日(木)の試食会の様子をリポートしてくれましたので、以下にご紹介します。

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翠陵店2階・ぱせおでのムスリムフレンドリーメニューの試食会を行いました!

新型コロナウイルスの影響で停止されていた、ムスリムの方も食べられる「ムスリムフレンドリーメニュー」の提供再開に向け、パセオ職員の方々とムスリムの留学生、RAで昨年度から調整を進めています。アルコールや豚肉などの摂取が宗教的に禁じられているムスリムの方々も、食堂で食事ができるようにと、アルコールや豚由来の原料が含まれていないメニューを考案していただいています。

今回の試食会には、ムスリムの留学生8名、日本人RA5名が参加し、新型コロナウイルス感染対策の下、ムスリムの留学生も食べられる食材を利用した、唐揚げ丼やキーマカレー風オムライス、海鮮天丼など、計5品を試食しました。中でも、キーマカレー風オムライスはムスリムの学生に大変好評です!日本人RAの筆者にとっては海鮮天丼が最高でした(笑)。

メニューは日替わり(月曜日は提供なし)で、日本人の学生も食べられます。ハラルメニューを注文したい場合は、提供に少々手間がかかるため、12時半以降の来店にご協力お願いします。

提供は5月10日から開始されます。ぜひご賞味ください!

試食会の様子

試食料理の一部

ムスリムフレンドリーメニューのロゴ