グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

【国際交流センター主催】インディアナ大学講師による「韓国メディアとソフト・パワー」についての オンライン・イベントを開催しました

2021年02月02日

1月27日(水)のランチタイムに、昨年11月から実施している「オンラインでつながる国際交流Days」の一環として、米国のインディアナ大学で講師を務めるYounei Soe博士によるオンライン・トークを開催しました。テーマは、近年、世界的な規模で人気が高まっている韓国メディアと国家戦略で、昨年のアカデミー賞で作品賞を含む最多4部門の受賞を果たした映画「パラサイト」についての解説もありました。

ソウ先生のトークは英語での開催であったにもかかわらず反響が大きく、70名を超える学生と教職員の方々の参加がありました。大学内でも韓国のメディアに興味を持つ方々が多いことがわかります。

冒頭の吉松副学長(国際担当) による挨拶に続き、ソウ先生のトークは、まずソフト・パワーの定義から始まりました。ソフト・パワーは、ハード・パワー(軍事力や経済力)のように強制的に相手国に影響を及ぼすものではなく、自国の価値観や文化によって相手を魅了し、味方につける力であるとのこと。映画や音楽等のメディアを戦略的に活用することは、ソフト・パワーの力を強める最も効果的な手段である、と話されました。

参加者の約半数が観ていた映画「パラサイト」については、映画のシーンを流しながら、詳しい説明がありました。韓国が抱える深刻な経済格差の問題、その格差が間接的に描写されている箇所や、登場人物の名前と隠喩など、興味深い内容でした。例えば、メイド役の名前「Moon-Kwang」には、韓国語で「ドア」「狂人」のような意味があるそうです。

トークでの一場面(「パラサイト」の登場人物の名前と隠喩について)

ソウ先生と同じインディアナ大学大学院の卒業生で本学の協定校である韓国の東国大学校メディア・コミュニケーション学部のYongkuk Chung教授が飛び入りで参加、近年の韓国メディア人気の背後にある問題について語られました。本学の朴特任教授からのコメントもあり、活気に満ちたイベントとなりました。

ただ、時間の関係で、ソウ先生が当初予定していたBTS(防弾少年団)についての話題は、次の機会に話していただくことになりました。楽しみにされていた参加者の皆様には、心よりお詫びを申し上げます。

次の開催にもご期待ください!

以下は、参加者の方々からの感想の一部です。

  • 韓国の人たちの価値観と文化をもっと学びたくなりました。良い刺激を有難うございました。
  • 韓国のメディアが世界に大きく影響を与えているのは、戦略があるからだということがわかりました。
  • パラサイトについて自分が持っていなかった視点をいくつか知ることができ、興味深かったです。一つ一つについてもっと掘り下げて詳しく話が聞きたかったです。ぜひこのような機会があればまた三重大学で講義をしていただけるとありがたいです。