防災トピックス

令和3年度10月22日全学津波避難を実施しました。

令和3年度 全学津波避難訓練を実施しました。

10月22日に本学の上浜キャンパスにおいて津波避難訓練を実施しました。

訓練は10:10に南海トラフで巨大な地震が発生し、その数分後に伊勢・三河湾に大津波警報が発表されたという想定で行われました。

構内の学生と教職員は、揺れが収まるまでシェイクアウトを行い、津波警報の発表後は、職員の誘導に従い、指定されている建屋に垂直避難を行いました。

垂直避難の後は、三重大学の安否確認システム(ANPIC)を用いて安否報告を行い自分の状況を報告する訓練を行いました。

 この間、各部局の教職員による①小規模火災の消火活動、②津波が来るまでに完了することになっている管理施設に対する一斉捜索、③捜索間に発見した動けない傷病者に対する担架による救護所への搬送、④救護所におけるトリアージと応急救護活動を実践的に訓練しました。

 更に部局隊の本部は、事務局に開設されたCMT(crisismanagement team)と情報の共有を図り、学生・教職員の避難状況、上浜地区の被災状況、安否確認報告の状況を整理把握して、概ね2時間で三重大学災害対策本部長に対する1回目の報告を完了しました。

本学では今後もこのような実践的訓練方式で、各人が状況の人として「自ら考え、行動する」能力を高めていきます。