三重大学広報・渉外室インターンシップ生です!
未来の受験生の皆さんに向けた「おもしろ授業・実習紹介」、今回はその第三回をお送りします!
三重大学だからこそ受講できるユニークな授業・実習について、興味を持っていただけましたら幸いです!
第三回 ちくわと缶詰づくりで食品製造を実践! マリンフードプロセス実習
授業名:マリンフードプロセス実習
受講対象:生物圏生命化学科・海洋生命分子化学教育コース
開講時期:前期集中
担当教員:福﨑智司、岡﨑文美、五十嵐洋治
カリキュラム
本実習では、三重大学キャンパス内にある水産製造実験工場において、水産加工品の製造の基礎と、食品の衛生管理システムや微生物制御技術を学びます。実習は4日間行われ、カツオの缶詰の製造、ちくわの製造、食品衛生の講義、原価計算に大別されます。この実習で製造された缶詰とちくわは、学内の教職員に実際に販売することから、美味しさだけではなく、安全な製品を提供することが求められます。
〈福﨑先生から受験生の皆さんへ〉
皆さんは、カツオの缶詰やちくわがどのように製造されているかご存じですか?毎年、学生一人ひとりにカツオ一尾をさばいてもらいます。また、ちくわのすり身の取り扱いに必要以上の時間を要すると味覚や触感を大きく損なうので、計画的に作業を進める必要があります。学生たちは、悪戦苦闘しながらも、多くの作業工程を繊細かつ迅速に進めています。できたてのちくわをパクリとかじった瞬間、思わず「美味し~い」と笑顔があふれます。チーズ入りちくわは、毎年好評です。