3大学国際ジョイントセミナー&シンポジウム 日本語による概略紹介

Tri-University International Joint Seminar and Symposium
3大学国際ジョイント・セミナー&シンポジウムとは?

概要

3大学とは、三重大学(日本)、チェンマイ大学(タイ)と江蘇大学(中国)の三つの大学を指します。三重大学は、チェンマイ大学、江蘇大学と交流協定を結んでおり、学生や研究者の交流がさかんにおこなわれています。

この3つの大学が替わり番にホスト役を務めて、毎年開かれるのが3大学国際ジョイント・セミナー&シンポジウムです。今年は、第16回3大学国際ジョイント・セミナー&シンポジウムが三重大学で開かれます。会期は、10月19日から22日までです。三重大学はその他の協定大学にも招待状を送っており、合わせて100名程度の参加者が見込まれています。

この催しは、学生を中心とした、研究発表と国際交流の集会です。共通語は英語で、発表や交流活動はすべて英語で行われます。

各国の参加学生たちは、各自の発表や討論に真剣に取り組むと同時に、学外研修(今年はシャープ亀山工場と関宿を訪問する)を楽しみ、パーティでは、互いにお国振りの歌や踊りを披露したり、小さなプレゼントを交換し合って交流を深め、帰国してからもEメールなどを通して友情を育んでいます。

テーマ

初回から変わらない、このイベントのテーマは、人口、食糧、エネルギー、環境の四つです。すなわち、人口が増えると、食糧の増産が必要になり、食糧増産のためには多大なエネルギーを必要とする、エネルギー消費が増えると環境に問題が発生する、という地球社会が抱える大きな問題の連鎖を取上げています。

その他に、一つか二つ、ホスト大学がテーマを付け加えることができます。三重大学は今年、四つのテーマに加えて、 コミュニケーションを選びました。発表者(学生)は、これらの問題のどれかと関係のあるトピックを選んで論文を書き、発表します。

その他に、教員による基調講演が行われます。今年は、江蘇大学が「食糧」に関して、チェンマイ大学が「エネルギー」に関して、また、三重大学が「人口」と「コミュニケーション」に関して基調講演を担当します。さらに、20日午前の開会式に次いで、モンゴルの元環境大臣であり、現在はEnvironmental University ECO ASIAの学長であるアディヤスレン博士が「地球環境持続のための大学教育」(University Education for Global Sustainability)と題して特別講演を行われます。

(日本語によるページはこのページだけです。)

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