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三重大学 大学院 地域イノベーション学研究科

令和2年度 後期授業・研究活動等での対面の推進について

2020.10.01

学生・保護者、地域の皆様

                              三重大学
                              大学院地域イノベーション学研究科長
                                           三宅 秀人

  令和2年度 後期授業・研究活動等での対面の推進について

 新型コロナウイルスの感染症は、大学の教育研究活動においても大きく影響し、前期授業については、ほぼオンラインで開催せざるを得ず、特に学生・保護者の皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。9月においても感染者は増加と減少を繰り返す状況であり、当面はこの状態が続くと考えられます。一方で、4月に感染が拡大しはじめた時期に比べ、新型コロナウイルスの感染症に対する理解が進んだこと加えて、備えがある程度できていることに鑑み、経済活動、さらには社会生活の正常化が必要な段階にあると考えています。

 さて、本研究科の教育で最も重視しているプロジェクトマネージメント力の養成においては、人の考えを聞いて理解すること、自分の考えを説明すること、すなわちコミュニケーション力が基礎として非常に重要ですが、あらためて「人の目を見て話す」「相手の表情を感じる」という要素が、コミュニケーションに極めて重要あると感じています。一方で、オンラインによる授業や会議では、移動が不要となる大きなメリットがあり、情報の提供や共有では、むしろオンラインの方が対面よりも優れているような場合もあります。このため、本研究科では、対面による授業を基本として、オンラインの利便性を併用して授業を行う方針でいます。

対面での授業や活動を進めるに当たり、教職員とは授業等の進め方や感染予防対策などの情報を共有し、その対応を推進します。また、教室なども段階的にはなりますが、可能な限り設備整備を行いたいと考えています。皆様には、各自でできる感染予防をあらためてお考えいただき、それらの結果として、徹底した学内の感染防止対策を取りたいと考えています。ご不便をお掛けして申し訳ございませんが、ご理解とご協力を頂きますようお願い申し上げます。