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附属小学校の前田昌志教諭が「日本理科教育学会 優秀実践賞」を受賞しました

2023.10. 2

附属小学校の前田昌志教諭が「日本理科教育学会 優秀実践賞」を受賞しました。対象となった実践は『第5学年「流れる水の働き」を「流域治水」の視点から迫る~理科を起点とした教科横断的でリアルな学びへ~」です。令和5年9月23日(土)に開催された日本理科教育学会第73回全国大会(高知大学)で、表彰式が行われました。


(講評より)
前田教諭は、2020年から全面実施されている小学校学習指導要領により初等理科で流域概念を系統的に学べるようになったことに着目して、水害を防ぐ取り組みを学ぶだけでなく、国が打ち出した「流域治水」の考え方も踏まえて、子どもが治水を科学的に問題解決する理科を起点とした教科横断型の防災教育を提案した。
流域フィールドワークでは、部分と全体や治水構造物を観察するため、現地調査できない地域の情報を補うためのドローンを使って撮影した映像データベースの活用を取り入れた。子どもはそれらを根拠として具体的な治水手法の考えをつくり、様々な立場や視点からの議論によって深め、プログラムを組みながら防災行動計画をレゴでシミュレーションした。本実践は、子どもが将来、他者と協働して水災害対策に取り組む態度を育てるすぐれた実践として評価できる。

河川防災学習

附属小学校での河川防災学習(令和4年11月)

ドローン

前田教諭が撮影したドローン映像教材(高知県四万十市)

表彰状

表彰状