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附属小学校の前田昌志教諭が第25回日本水大賞の表彰式に出席しました

2023.6.13

6月13日(火)に、日本科学未来館(東京都江東区)で秋篠宮皇嗣殿下の御臨席のもと開催された「第25回日本水大賞」表彰式において、附属小学校が「文部科学大臣賞」の表彰を受けました。受賞対象となった活動は「ドローンを活用して流域治水について探究する授業」です。附属小学校の前田 昌志教諭が表彰式に参加し、受賞活動の発表を行いました。

気候変動の影響による水害の激甚化・頻発化から、「流域治水」は今後の治水にとって極めて重要な考え方です。本活動は、子どもの学びにドローン映像を活用することで、流域の広い範囲の自然を観察することを可能としました。前田教諭は、三重県内外の8水系のドローン映像を撮影し、一人一人がタブレット端末で活用できる映像データベースを構築し、子どもたちがいつでもアクセスできる環境を作り上げました。

審査員からは、
『もう一度小学生に戻って受けてみたい授業です。こうした授業で探求心が深まると、ドローン映像だけでは物足りなくなり、実際に現地調査に出かける子供たちも出てきます。こうした経験は、実際の災害に遭遇した際の避難行動に活かされていくことはいうまでもありませんが、将来、その子供の成長した後、さらに進んだ治水技術の開発にもつながりそうです。』
との講評をいただきました。

表彰式に参加する前田教論