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2014年後期 社会連携実践Ⅲ 研修会カリキュラム企画発表会が行われました。

2015年02月03日

ディアホールに、株式会社三重銀行、三重銀総研の人事・研修担当者及び株式会社誠文社の社長を審査員として迎え、「社会連携実践Ⅲ」の授業のまとめである、研修会カリキュラム企画発表会が行われました。みなさま、お忙しいところ足を運んでくださいまして、誠にありがとうございました。

後期の授業の中で、学生たちは4グループに分かれ、企業セミナーを企画してまいりました。発表会では、4グループそれぞれが10分間で企画・提案を行いました。質疑応答の時間には、審査員の方々より頂きました厳しくも暖かいご意見・ご質問に、学生は困った顔を見せながらも、今の自分でできる精一杯の回答を示してくれていたように思います。

さて、審査の結果、企業向けセミナー企画の栄えある第1位となったグループは、第4グループでした。おめでとうございます!!!第4グループは、安心できる企業となるため、海外に進出するため、知財の活用のために、企業が対応すべき内容を取り上げていました。セミナーカリキュラムの内容の目の付け所がおもしろく、研修内容も詳細に検討していました。プレゼンの流れもまとめられており、見せ方が上手でした。すばらしいプレゼンでした。おめでとうございます!!!

    

   

第1グループは、発表がトップバッターで緊張したと思いますが、声が大きく、グループ全員が聴衆の方をきちんと見ている発表姿勢がきれいでした。リーダーに求められる力の中でも、「聞く力」と「引っ張る力」に注目し、2つの力を高めるためのユニークな研修を企画していました。事例を根拠に挙げ、自分たちの企画する研修を主張するという、全体的な発表の流れが理解しやすかったです。スライドも工夫が凝らされていましたね。

   

第2グループは、自分たちの主張を裏付ける根拠となる数量的なデータを的確に探しており、また女性のキャリアアップ、社会進出に注目した研修を取り上げていたところに独自性が光りました。審査員の方からも、「三重大学の女子学生の意識はどうなの?」など、かなり質問を受けていたくらい、現場の方も関心を持ってくれていましたね。

   

第3グループは、現代の企業を取り巻く外部環境として「少子高齢化」「グローバル化」「IT化」を取り上げ、そのような外部環境に対応するための研修を考えていました。さらに、愛社精神の低下と人間関係の悪化を防ぐための研修として、お花見や運動会、送別会などを取り上げていました。研修内容が幅広く設定され、自分たちの主張する内容の根拠となる資料も的確に示され、ロジカルに主張されていました。

   

全グループ発表後、伊藤先生より、ご講評をいただき、集合写真を撮りました。


最後になりましたが、審査員のみなさま、ご多用のところご出席を賜りまして、誠にありがとうございました。株式会社三重銀行・三重銀総研関係者様、三重大学学務部就職支援チームの方々、「社会連携実践Ⅲ」の授業に関わってくださったすべてのみなさま、このブログを読んでくださったみなさまに感謝申し上げます。

そして、学生のみなさん、本当にありがとうございました。どのグループのプレゼンもかなり質の高いプレゼンで驚きました。どのような点から研修を考えていくか、どのような根拠を示すか、どのように説明するかなど、プレゼンについてここまで考えたことはなかったのではないでしょうか。この経験を活かして、今後の学生生活も頑張ってくれたらと願っております。みなさんの頑張りを間近で見ることができたこの授業、私自身も非常に楽しかったです。三重大学を、日本を、世界を盛り上げていってくれる学生になってくださいね。応援しています。

みなさま、誠にありがとうございました。 (三重大学学生総合支援センター 後藤綾文)