2014年11月25日
第7回では、日経BP社の「トップの情報CD」(2014年9月号)から、「人間力をブランド力に変える」モズフードサービス会長兼社長 櫻田厚氏の講演を拝聴しました。
その後、グループになり、講演から「何を学び、今後の自分に生かせる点」と「企業セミナーカリキュラムを作成するにあたって生かせる点」について、議論しました。
学生は、講演から、社員1人ひとりが背負っている役割、責任、自覚を持つよう、社員1人ひとりの力がブランド力となるような人材育成の考え方、今自分たちができることを見い出していく姿勢について学びました。
第8回では、課題解決の導き方についての講義がなされました。
外部条件としての競争市場における機会と脅威を明確にし、経営資源である内部条件としての企業自身の強みと弱みを明らかにする、企業のSWOT分析について説明がなされました。学生が理解しやすいよう、大学受験をする際に自分の得意な科目の配点が高い大学を受験することと同じであると、具体例が挙げられました。
また、企業は強みを活かすために、どのようなチャンスを捉えることができるか、常に考えていかなくてはならないことが強調されました。何かを作らせたらナンバーワンという「オンリーワン企業」であっても、時代に合わせて、新しい事業を展開していけるような企業でないと、継続していくことは難しいことも指摘されました。
授業の後半には、第7回の宿題として、現在企業でどのような研修が行われているかについて調べてきた内容をグループで発表しあいました。様々な企業で実際に行われている研修会の内容を知り、どのような研修が望まれているのか、企業はどのような人材を育てたいと思っているのかなど議論しました。