学長ご挨拶

20150401振興基金_R

三重大学は、昭和24年に発足以来、人文学部、教育学部、医学部、工学部、生物資源学部に地域イノベーション学研究科を加えました5学部、6研究科(大学院)、附属図書館をはじめ、教養教育機構、地域人材教育開発機構、地域イノベーション推進機構、国際交流センター、国際環境教育研究センター、総合情報処理センター、アドミッションセンター、学生総合支援センターなど、多くの学内共同教育研究施設を擁する総合大学として教育研究の推進に努めつつ、地域社会に貢献する学術文化の「知の拠点」として発展を遂げて来ています。

平成16年度からは、国立大学法人という新たな組織形態に移行し、「三重の力を世界へ:地域に根ざし、世界に誇れる独自性豊かな教育・研究成果を生み出す〜人と自然の調和・共生の中で〜」という基本目標を掲げて、地域の社会や住民の皆様との緊密な連携をとりつつ、「人類福祉の増進」「自然の中での人類の共生」「地域・国際社会の発展」に貢献できる「人材の育成と研究の創成」に、教職員一同力を合わせて取り組んで参りました。

このような高いミッションの実現に向かって、国立大学法人としての目標を達成し、
地域社会からの期待に十分応えることの出来る大学に成長・発展を遂げるためには、学部学生、大学院生、留学生などの修学環境の整備とキャリア支援、国際教育研究交流事業の推進、産官学民連携活動の強化等、多くの重点課題に取り組むことが大切です。しかし、法人化以降、大学運営の効率化とともに基盤的予算の削減が既定路線となり、新たな課題に対する戦略的、裁量的投資の余地は極めて限られてきているのが現状です。

このような状況を鑑み、大学全体の組織として「三重大学振興基金」を設立し、広く学内外の皆様からのご好意をお受けして参りました。卒業生をはじめ地域社会の皆様のご理解とご協力を仰ぎながら、引き続き「基金」を運営・発展させることにより、自主的・戦略的投資を進めて行きたいと思います。

このような趣旨にご理解とご賛同を賜り、格別のご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


三重大学長 駒田美弘