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社会的な結びつきを育むエクササイズ・プログラムの普及と指導リーダーの養成

【活動の概要】
背景:本テーマは平成24・25年度に採択され、予定通りの活動を実施し、エクササイズの普及や、実践・継続に顕著な成果を挙げた。本事業で取り上げるエクササイズ・プログラムは、転倒予防や認知機能向上だけでなく、社会的な結びつきを育む「スクエアステップ」である。スクエアステップは申請者らが開発した(Shigematsu & Okura, 2006他)。
必要性:今年度に働きかける自治体は、高齢化と過疎化が特に進んでいる。このような自治体では、住民、特に高齢者との繋がりが非常に大きな意味を持つ。スクエアステップというエクササイズを普及させることで、住民のヘルスリテラシーの向上や、身体的自立の確保、社会的ネットワークの拡充といった問題の解決に貢献する。
経緯:平成24・25年度に申請者らが働きかけた自治体(名張市と鈴鹿市)では、保健センターや社会福祉協議会がイニシアティブを取りながら、地域住民が主体的に活動できるエクササイズの場を設定している。申請者は、この動きを支援してきた。
目的:上記と異なる近隣の自治体で、エクササイズの普及と定着を図る。定着を促進するために、ボランティアの指導リーダー養成にも注力する。

→平成26年度活動状況報告書