次世代型プレシジョンメディシン開発センター

重点リサーチセンター

次世代型プレシジョンメディシン開発センター

"Next-generation Precision Medicine" Research Center

センター概要

本センターの代表者らは、肝生検検体を用いたマルチオミクス解析や病理AI画像などから非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者を層別化し、各サブタイプ別の病態進展リスクを明らかにするとともに、最適な薬剤を提案するアルゴリズムを作成しました。さらに各サブタイプの組織発現プロファイルを、血液検体を用いたいわゆる"血清secretome"に変換することによってバイオマーカー化し、より低侵襲な個別化医療の実現を目指した研究を行っています。それと同時にこれらのオミクスデータを基盤として、さらなる病態解明や新規治療法・治療薬開発にも取り組んでいます。
本センターでは、これまでの代表者らの最新研究手法を幅広く応用することによって様々な疾患の個別化医療を確立するとともに、病態解明に基づく新規治療法の探索を行い、産学連携を通じて三重県発の次世代型プレシジョンメディシンを目指します。またその達成のため、三重大学病院バイオバンクセンターと協力して有効な検体収集システムを構築するとともに、県内外の多施設共同研究を推進します。

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