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02_鈴鹿川等源流の森林づくり活動の支援

【活動の概要】

1.本活動の背景,必要性,目的

亀山市は、鈴鹿山脈や布引山地を源とした鈴鹿川及び中ノ川を有し、その源流域は豊かな森林に覆われ、多様な生物を育む生態系を支えている。それらの流域には、豊かな水の恩恵により貴重な歴史文化が築かれるなど魅力的な地域資源が豊富にある。そこで、亀山市全体を「ミュージアム」と位置付け、ミュージアムの中にある魅力的で豊かな地域資源を「宝物」として、様々な活動を通じてそれらを輝かせ、さらにICTを利活用して市内外に発信する。亀山市ではこのような活動によって「宝物」を通して「亀山のファン」を増やす「鈴鹿川等源流ミュージアム構想」が策定された。その構想の根幹となるのは「豊かな森を育む生態系保全」であり、本事業ではそれを実現する亀山市の「鈴鹿川等源流域の森づくり協議会」の活動支援を行う。

2.活動地域と内容

亀山市全域を対象とするが、特に重点地区とされる「坂下地区」、「亀山自然公園」、「東海自然歩道エリア」などを対象に、森林計測、景観の撮影、遺伝的多様性や生態系の解説などの情報発信のコンテンツを作成し、提供する。

3.期待される活動成果等

亀山市が企画している活動の「情報発信」を支援し、「鈴鹿川等源流域のミュージアム構想」の推進に貢献する。

→2020年度活動状況報告書