clear
町家海岸モデルの確立及び運用
  活動の背景及びニーズ:三重大学に隣接する町屋海岸では、不法投棄対策に悩まされ、これまで地域住民によって結成された町屋百人衆の方々が「素足で歩ける町屋海岸を」をテーマとしてゴミ拾いなどの海岸美化活動を行っています。
また、津市が海岸清掃で回収される不法投棄の処理をし、三重県は海岸の不法投棄対策に伴う法令に対しての助言を行っているのですが、有効な連携が取られていないことから現状では不法投棄を減らすには至っていません。そこで、三重大学が中心となって町屋海岸を軸とした認識共同体を構築することで、地域とのコミュニケーションを通じて、不法投棄対策を包括的に実施することが必要であります。

   目的:これまで対策効果が少なく、特に不法投棄が多くみられる堤防沿いの不法投棄削減に的を絞り、新たな対策として、本活動主体である三重大学環境ISO学生委員会が中心となり看板設置やポスター掲示による不法投棄抑制対策や不法投棄の多くみられる個所への侵入を抑制するような環境整備対策などを行うことです。「環境教育」を、津市内の小学校をはじめとした、地域の教育機関が安全に地域環境を学べる環境教育実践の場として町屋海岸を利用できるようにすることも、この活動では目的とします。