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教育ファーム推進事業

 昭和46年より新農場(現)として農作物の研究・教育・生産を開始して以来、各学校からの視察・見学等の申込が日常的にあり、その都度対応してきました。近年は地元の津市立明合小学校、津市立豊が丘小学校や教育学部附属特別支援学校及び津市立神戸幼稚園等の団体が訪れ、農業体験・圃場視察を年10回程度実施しています。平成20年度においては、社団法人農山漁村文化協会との間において覚書を交わし、津市立豊が丘小学校の児童を対象に自然の恩恵や食に関わる人々の様々な活動への理解を深めることを目的として、小学生が一連の農作業等の体験の機会を通じ、「食育教育」の一環として食に関する興味が持てる場を提供しています。
 このように、本施設が提供できる社会貢献活動の背景は整っており、それら活動に対する社会的ニーズは多いです。なお、本活動の目的は、農業体験学習を通じて地域の児童に農作業の大変さや面白さ、並びに、自分たちが作ったものを食べる喜びを実感させることであり、また、この活動により父兄を交えた食育教育効果が期待されます。役割分担については、本研究科教職員と豊が丘小学校教員が中心となって児童の体験学習を指導し、生産農家とJA職員が指導補助を行います。また、津市教育委員会・東海農政局・農山漁村文化協会が、指導方針や体験内容・成果についてのアドバイスを行います。

 

→平成21年度活動報告書