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Jrロボコンin三重

背景:2005年に鈴鹿で開催しました「ロボフェスタ2005 in 三重」は、東海地区のロボフェスタの1つとして、また愛知万博の関連事業として一定の資金を得て実施することができました。この事業は、国内外の中学生が約1週間合宿してチーム毎にロボットを製作し、競うもので、参加者、来訪者に大きな感動を与えるものでありました。この実績を継承し、定着させたいとの関係者の思いから、2006年には県内の中学生を対象に「Jrロボコン2006 in 三重」を開催しました。しかし、経費の都合で2日間の通い形式のものでありました。実施後の反省会で、できれば内容をより充実させた合宿形式で活動したいという意見が出され、2007年度には、三重県、津市、四日市の協力を得て2泊3日形式の「Jrロボコン2007 in 三重」を津市青少年野外活動センターで実施し、2008年度も同様の形式で四日市市少年自然の家で開催しました。
ニーズと目的:2003年12月に「創造アイディアロボットコンテスト東海北陸地区中学生大会in 三重」を三重大学体育館で開催して以来、三重県では低調であった中学校段階でのロボット作りが徐々に盛んになってきています。しかしこれは授業の中での取り組みが主体であり、より深くロボットに関わりたいという中学生らの要望を満たすものではありません。2006年から始めたJrロボコン in 三重はこうした要望に応えるものであります。申請する活動は2007年から始めた合宿形式の県内ロボコンの活動を2010年までに軌道に乗せ、中学生段階から工夫ものづくり人材養成に貢献しようというものです。

平成21年度活動報告書