30_伊勢市の一次産業に関する課題抽出
【活動の概要】
1.本活動の背景,必要性,目的
平成29年10月に行われた伊勢志摩サテライトに関する情報交換の場において,伊勢市の辻 浩利 氏(報戦略局参事・(兼)企画調整課長)より,次の相談がなされた。
伊勢市は環境に恵まれており農水産物の生産が盛んではあるが,近年生産量が低下しつつある。地方創生の観点から,ぜひ三重大学に知恵をお借りしたい。
この相談を受け,平成29年1月より複数回にわたり伊勢市側へのヒアリングを行ったところ,次の点まで課題整理を行うことができた。
a. 農産加工品の製造
b. 規格外品を減らし,高品質品を増やしたい
c. 産地化を目指したい
d. 新規就農者を増やしたい
そこで,地域貢献と大学の知との間に立ち,各課題の要素抽出と適任教員とのマッチングを行い,課題解決と研究シーズ活用を同時に行なっていく。
2.活動する地域と内容
伊勢市およびその周辺地域
伊勢市で課題としてあげられている上記a-dについて,三重大学の研究シ―ズとのマッチングなど,情報交換を行う窓口や環境の整備を行う。
3.期待される活動成果等
三重大学との共同研究に資する課題の整理を行い,第1次産業から始まる地域活性化に貢献する。