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藤堂高虎と藤堂藩に関する研究の発表と公開 -津開府400年に向けて-

事業の概要
2011年は、藤堂高虎の津開府400周年(1611年に津城と城下町を現在につながるものに改造。2008年は今治からの転封400年だった)にあたる。これに合わせ、三重大学歴史都市研究センターでは、昨年度以来、地域の研究者と共同で様々な活動を行っている(昨年度の成果は『ニューズレター』 1号として発表した)。本事業の目的は、それを継続・発展させつつ、さらなる地域貢献を進めることにある。具体的には、次のような活動を行う。
①津市の町おこしにむけた座談会:2011年7月に、三重大学歴史都市研究センターと津市・津市商工会議所との座談会を開催し(会場は三重大学の予定)、今の津市の町おこしにとってなにが必要かを議論し、市民からも広く声を聞く。
②研究活動の継続:昨年来の藤堂高虎・藤堂藩・津城・津城下町をテーマとする月例研究会を継続する。昨年度の研究会活動については、『ニューズレター』 1号を、その基礎となった成果は伊勢中世史研究会HP を参照のこと。本年度の成果は2012 年3 月に『ニューズレター』 2号として刊行する。
③研究成果の市民への還元研究成果を、講演や見学会を開いて市民に広く還元する(9月・11月、於アスト津予定)。 2012年1月開催の三重大学歴史研究会第41回大会で、三重県下の現職教員に向けた報告会を行い、本事業の成果を地域教育に活かせるようにする(於アスト津予定)。

       → 平成23年度活動状況報告書