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27_小・大連携プログラムの開発事業 -海の子・山の子交流活動支援事業-

【活動の概要】

1.本活動の背景、必要性、目的
 小学校の間にいろいろな体験をさせる事は、こども達の人格形成において将来にきわめて重要である。とりわけ伊賀市は山国で海がなく、海を通じた自然学習の機会はない。一方、志摩市のこども達には、里山的な環境は少ない。
 本事業は3年計画とし、①1年次:当該事業の成立の可能性検索、可能性が確保された上で小規模な模擬交流実施、②2年次:伊賀市内のこども達を志摩市に引率し、志摩のこども達との臨海実習・交流体験(たとえば、貝の解剖、ロープワーク等)、③3年次:志摩市のこども達を伊賀によび森林学習の機会(たとえば、動物の糞のいろいろ、しいたけの菌ウチ体験等)を提供し、豊かな体験を通して将来の資質の向上に資するものである。

2.活動内容
 1年次はこれまでの出前授業等で良好な関係ができている伊賀市内の学校をまわり、このプロジェクトの概要を説明、賛同・参加への意思を確認し、対象校を剪定すると同時に、実施にあたっての問題点(保険、費用負担、時期、交通手段、プレス等)についてつめていく。したがって、この時点で対象校がなければ活動は終了する。同時に志摩市の協力を得て、志摩市でのこども達の募集を同時進展の形で模索していく。なお、志摩市には"里海学舎"等の活動素地があり、まったくのゼロベースからの出発ではない。

→平成27年度活動状況報告書