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近年、私達のまわりには、オゾン層破壊や温暖化などの地球規模での環境問題から、多くの大都市がかかげている。「ごみ非常事態」などの身近な環境問題に至るまで、様々な環境問題が生じています。私達の生活が物質的な豊かさや利便性・効率性を優先させ、大量生産・大量消費・大量廃棄といった今日の社会システムを作ったことへの負の遺産といえます。
大切なことは、「環境の21世紀」のために、私たちに「何が必要なのか」「何が求められているのか」を考え、実践することではないでしょうか。三重環境県民会議は、身近な環境問題への意識高揚のきっかけづくり、ごみ減量、石油資源の消費抑制による温暖化防止、使い捨て文化の精算などを目指すきっかけを「レジ袋ゼロ運動」に置き、2001年1月1日から全県で取り組むことを目指しています。消費者・販売者・行政を巻き込んだ積極的・横断的な運動の展開によって、21世紀における県民主役の三重環境先進県づくりに大きく貢献できると確信しています。
もちろん、このような運動を成功させるには、みなさん一人ひとりが取り組んでいくことが大切です。「三重環境県民会議」を県民のみなさんの力で大きく育てましょう! |
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三重環境県民会議
代表 朴 恵淑(パク ケイシュク) |
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三重環境県民会議の目的は?
- 県民の自主的な環境活動を活発にし、より広げることを目的としています。
三重環境県民会議の資金は?
- 三重環境県民会議の資金は、三重県が平成11年度に拠出した基金(3億円)です。
基金はどこにあるの?
- 基金の拠出先は、三重県の意向により、環境問題全般に対応できる県下唯一の公益法人である財団法人三重県環境保全事業団とされました。
- 環境保全事業団は基金の会計管理を行うとともに、三重環境県民会議の事務局が置かれています。
なぜ三重環境県民会議が基金を使っているの?
- この基金は県下の自主的な環境活動を進めるために拠出され、その運営は県民からなる組織に任すこととされました。
- 組織や基金の活用方法について、市民団体、事業者、学識経験者、行政等からなるワーキンググループ(メンバー17名)で平成11年6月から話し合われ、2回の公開討論会を経て検討結果をまとめました。この結果を受け、平成12年2月に三重環境県民会議が設立されました。
県民会議のメンバーと組織構成は?
- ワーキングメンバーに、市民団体などの団体、事業者、学識経験者、行政などの人々や、さらに公募の方も加わり、8月1日現在49名の委員で運営しています。
- 三重環境県民会議の事業を企画及び実施する県民運動企画委員会と、助成金申請及び三重環境県民会議の予算を審査する基金審査委員会がお互いに協力して運営しています。
県民会議は何をしているの?
- 暮らしの中の身近な環境問題を取り上げ県民運動として取り組むことを考え実施するとともに、様々な環境情報をみなさんに伝えたり、助成金の制度などを運営しています。
助成金は誰でももらえるの?
- 県内の自主的な環境に関する活動に対して助成しますが、募集期間内に申請し、審査委員会の審査にとおる必要があります。詳しくは、事務局にお聞きください。
どこに問い合わせればいいの?
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