その他の実践活動
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▲完成した「ジュゴン」
紀伊長島燈籠祭りへの参加
参加のきっかけ

 紀伊長島町の燈籠祭は海に浮かぶ巨大な燈籠で有名であり、今年で11回目となる。一時廃れていたものを十数年前に地元の若者たちが復活させ、年々大きなイベントになってきたものである。これまでの13回は「民話シリーズ」というテーマで様々な民話にまつわるものを題材にした巨大燈籠を制作してきたが、今年は少し趣向を変えて、巨大燈籠以外に中型催籠(大きさはだいたい長さ5m、高さ2m、幅3m以内)を一般公募するということとなり、我々、東紀州活性化大学6期生も参加することになった、いろんな団体との交流しようということ、今年の安食ゼミのテーマが大.まかには「文化」ということであることから地元の文化にふれるという目的と、以前からみんなで何か作ることができたらいいなあと話していたことなどから、最終的には「弾み」というか「勢い」で参加することになったわけである。

 今年のテーマは「海に住む生物」ということで一般参加する人たちが題材を選びやすいテーマが選ばれている。実行委員会が巨大燈籠の「ジンベイザメ」を制作し、その他我々を含めて15団体が中型燈籠を制作することになった。我々はいつまでも東紀州の素晴らしい自然環境を守ってゆきたいということから??、環境保護運動の象徴的存在である「ジュゴン」を制作することにした。長さ約20mのジンベイザメは連休明けくらいから制作を開始したということだが、我々は図案を6月10日頃決めて、制作を開始したのは6月17日である。

 制作場所は紀伊長島駅横の「ふれあい広場マンドロ」で時間は19時から21時30分までである。以来、7月23日の完成までほぼ毎日マンドロに通うこととなった。

燈籠とは
 我々が作ることになった「燈籠」とは木で骨組みを組み、その周囲を竹で張ってゆきながら形をつくり、電飾をつけたのち、布を張り付けたものである。灯りをつけると布の下に浮かび上がる竹の格子の形とそのラインがポイントである。締麗にしようと思えば竹張りを丁寧にしなければならない。実際、竹張りに最も多くの時間を割くことになった。我々は「滑らかさと優しさを出す。(某新聞の取材を受けたときとっさに浮かんだ)」ということを目標に「ジュゴン」作りに取り組んだ。
紀宝町ウミガメ公園の清掃