DRIVING THE FUTURE 大学と地域の未来を牽引する

理事(教育担当)・副学長

湯浅 陽子YUASA Yoko

どのような大学に
したいですか?

一人一人の学生が、深い学びによって自らの将来を切り開き、広い視野を持って力強く生きていくための教育を受けることのできる大学でありたいと考えています。
より具体的には、三重大学が教育目標としている、「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」「行動する力」を総合した「生きる力」を備えた、現在および将来の社会で活躍できる人材を育成し、共通教育・専門教育・大学院教育、またリカレント教育のそれぞれにおいて質の高い教育を提供するとともに、教育・研究の成果により広く地域社会に貢献する大学にしたいと考えています。

思い描く大学に
するための
ビジョンについて
教えてください

実現のための具体的な方策としては、文理融合と異文化横断のカリキュラムからなる副専攻制度等を導入することにより、それぞれの学生が、自らの専門分野について深く学ぶだけではなく、より広い視野を獲得することを促したいと考えています。また、社会でアクティブに行動し力を発揮できる人を育成するため、実社会を体験しつつ学びを深めるインターンシップ制度や、学外の地域社会と連携した授業、起業マインドを育成するアントレプレナー教育等を広く進め、地域社会に幅広く貢献できる人を育てたいと考えています

Profile
1990年京都府立大学文学部文学科国文学中国文学専攻課程卒、同年京都大学大学院文学研究科中国語学中国文学専攻修士課程・博士前期課程進学、1992年同課程修了。同年同博士後期課程進学、1995年同課程満了。1998年博士(文学)取得。同年三重大学人文学部講師、2000年助教授(准教授)、2013年教授。2025年4月から現職。
専門分野は中国古典文学、主な研究対象は北宋期を中心とする時期の詩文。主な論文に「蘇軾の歸田と買田」(『中國文學報』54 1997年)、「北宋中期における白居易の閑居の受容について」(『白居易研究年報』15 2015年)、「蘇門の閑居における氣」(『中國文學報』91 2018年)等。蘆北賞奨励賞。日本宋代文學學會評議員。
専門分野の学生指導、ならびに国語科教職課程の学生指導にも力を入れている。

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