どのような大学に
したいですか？
地域からの三重大学への期待の中で、県外に行かなくても大学病院で国内最高水準の医療をうけたいというニーズは非常に高くなっています。地域の医療の砦として安全で質の高い先進的な医療の提供、次世代の医療の担い手となる人間性豊かな医療人の育成、新しい医療を目指す臨床研究の推進をしっかりと行って、地域の要請に応えて行きたいと考えています。安全で高度な医療を提供するためには附属病院の安定した経営基盤が不可欠ですが、インフレ時代においても病院の損益やキャッシュフローがプラスになるよう全力で取り組みます。
思い描く大学に
するための
ビジョンについて
教えてください
三重大学医学部附属病院は県内唯一の特定機能病院であり、高度な医療を安全に提供するとともに、医学研究や医工連携研究を活発にしていくことが、若い世代の医療従事者が質の高い最先端の医療を提供し、三重大学が研究大学として発展するカギとなります。また、三重大学が中心となって三重県が医療DX先進県となり、県内の関連病院や健診基幹を次世代のネットワークで結び、デジタルヘルスを推進することで、県民の健康寿命の延伸を図りたいと考えています。
- Profile
- 1985年に三重大医学部卒、三重大と福井医科大で放射線科のトレーニングを受け、1990年放射線科専門医、1991年博士号を取得。1991-1996米国UCSFで心臓MRIの研究に従事。1996年三重大学放射線科講師、1998年准教授、2012年教授。2013年附属病院副病院長に就任し、2024年まで研究・経営・診療担当副院長を担当。2024年三重大学理事・副学長、2025年4月から附属病院長、理事・副学長
専門は放射線診断で、心臓MRIの新技術を用いて心臓の形態・機能・組織正常・血流などを定量的に評価し、心臓病の病態を解明して治療に役立てる研究を行っている。英文原著論文>200。Google ScholarによるCitation >10000。
DRIVING THE FUTURE OF THE
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