たとえるなら、オーケストラ。それぞれの楽器は異なる音、異なる旋律を弾きつつ、全体として豊かなハーモニーを奏でているような組織が理想。学部・研究科そして教員・職員個人がみずからの主体性を重んじて能力を最大限に発揮すれば、組織としての三重大学の教育と研究、地域連携、国際交流が活性化する。指揮者の役割は、全体の方向性を見誤らないこと。規模の大きい大学とは異なる、三重大学ならではの、相互に顔の見え、声を聞き合う教育研究機関でありたい。
教員・職員の能力を発揮し、主体性を高める施策。(1)企画書ではなく成果物の重視へ。手間や時間をかけて書類を作ることが多いが、成果を正しく評価することの方に注力する。(2)国内外で評価される教育・研究活動を。教員の海外派遣はもとより国内留学を積極的に進め、最新の教育・研究手法に触れる機会を設ける。国内外の高度な研究成果を三重県内に提供するのが本学の役割。(3)ワークライフバランス。産休育休介護などによる休職や時短勤務、時差出勤をフレキシブルにすることで仕事の能率を高める。
DRIVING THE FUTURE OF THE
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