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27_津市中心市街地の活性化(カフェの開店)

【活動の概要】

 平成22年度より平成26年度まで、毎年12月に津市大門大通り商店街において、学生による1日限定の「Café HONOBUONO」の出店を行ってきた。三重大学教育学部消費生活科学コースの学生、三重短期大学生活科学科食物栄養学専攻の学生、津市商工観光部商業振興労政課が中心となって協議をし、大門通り商店街のご協力を得ながら、昨年12月で5回目の出店をした。カフェではランチとデザートを販売したり、抱合せ企画として三重大学教育学部附属特別支援学校の生徒の陶芸作品の販売や、スタンプラリー(大門商店街を知っていただくため)を企画したりしている。三重大学附属農場にご協力いただいたこともある。ランチ100食はすぐに完売するほどの人気で、また「Café HONOBUONO」の名前は地域に定着しつつある。2015年3月1日に行われた「学生」×「地域」の取組発表会・ベストプラクティスコンテストにおいて、三重県知事より「Café HONOBUONO」に対してベストプラクティス賞を戴いた。なお、これに参加した三重大学消費生活科学コース2年生は、吉本担当の「消費生活科学演習Ⅰ」の授業の受講生である。
 教育学部生涯教育課程消費生活科学コースは、学部改組により現在の3年生を最後にコースが廃止されることになっているが、今後もこの活動は継続したいと考えている。三重短大、津市商工観光部商業振興労政課との地域連携活動を、今年度からは授業に関わりなく学生を募って実施する。今年度は三重大学教育学部家政教育コース2年生13名が参加予定である。

→平成27年度活動状況報告書