27_産業廃棄物処理場跡がある地域の住民の1人1つの町誇り推進活動-きれいな川の復古、健康自慢の町、無農薬農法による健康茶によるect-
【活動の概要】
1.本活動の背景、必要性、目的
三重県北部に産業廃棄物処理場が作られ、その後埋め戻しがなされた。その後もこの町の複数個所に廃棄物処理場や不法な開発が行われ、潜在的な汚染が懸念されている。
平成21年からこの複数の箇所に共通して隣接する河川の水質を定点的に調査してきた。
調査の結果、5箇所で継続的にモニタリングをする必要性があることが明らかになった。
同時期に実施した健康調査において、埋め戻しや開発が実施された後から頭痛やめまいを訴える人の割合が上昇する傾向が捉えられ、環境による健康への影響も懸念されている。
農家が点在し、特定農業地域に指定されている地域であるが、上記のような複数の要因も影響してか町の活性化が低迷していた。
重要な農業地域であるだけでなく、河川の上流域に位置する立地条件のため、この地域の水質汚染はそれ以降の下流域の地域にも影響をもたらす。
住民がより健康に、またより町を誇りに思える風潮を高めることで、環境改善につながることを期待する。
さらに、住民が1人1つの町誇り意識をもつことで町が活性化すれば、環境保全意識が後生の世代にも継承されることを期待する。
河川の環境改善および健康維持活動を進めることで、住民の町誇り意識を高めることを目的とする。
2.活動内容
a.きれいな川の復古:定期的な河川等の水質検査
b.無農薬農法による茶の健康への影響調査
c.健康促進活動:健康調査、健康教室の開催
d.町誇り意識調査