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平成28年度土木学会 選奨土木遺産に選出されました!

2016年10月13日

【お知らせ】
三重大学が上浜キャンパス内に所有・管理している井戸が「三重髙等農林學校農場の給水井戸」として、平成28年度土木学会選奨土木遺産に選出されました。

この井戸は、三重大学の前身の一つである三重高等農林学校が現在地に設置された際に低湿地、塩害地であった土地を改良するために教官と学生が協力して大正13年に築いたものであり、平成28年現在も実験圃場への灌漑設備として活用されています。

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平成28年度は24件が選出され、他にも以下のものがあります。
 ・旧網走線開業時の鉄道施設群(北海道陸別町、本別町)
    ・・・本別川橋梁(1908(明治41)年架設)、陸別駅転車台(1910(明治43)年設置)
 ・鳴子ダム(宮城県大崎市)1957(昭和32)年完成
 ・宮川堤(三重県伊勢市)17世紀~18世紀

選奨土木遺産とは
土木学会選奨土木遺産の認定制度は、土木遺産の顕彰を通じて、歴史的土木構造物の保存に資することを目的として平成12年度に創設されました。毎年20件程度選奨しており、現時点では347件が選出されています。
土木学会としては、その結果として、
 1.社会へのアピール (土木遺産の文化的価値の評価、社会への理解等)
 2.土木技術者へのアピール (先輩技術者の仕事への敬意、将来の文化財創出への認識と責任の自覚等の喚起)
 3.まちづくりへの活用 (土木遺産は、地域の自然や歴史・文化を中心とした地域資産の核となるものであるとの認識の喚起)
 4.失われるおそれのある土木遺産の救済 (貴重な土木遺産の保護)
などが促されることを期待しています。

(参考)平成28年度選奨土木遺産の掲載ページ(外部リンク) http://www.jsce.or.jp/contents/isan/

○本件に関する問合せ先:施設部施設企画チーム TEL:059-231-9037, e-mail:si-kikaku@ab.mie-u.ac.jp