2020年02月06日
2月3日(月)、教育学部1号館3階調理実習室において、三重大学教育学部家政教育コースの学生11名が取り組んだ、「香肌麺」の加工品開発についての発表会を行いました。
この取り組みは、三重創生ファンタジスタ資格認定科目である「食品材料学」において、教育学部家政教育講座の平島 円教授の共同研究先である松阪市飯高町の地元企業である(有)上野屋にこんにゃくを用いた「香肌麺」をご提供いただき、地域の産業や食品を知ることを目的として実施しました。
「三重創生ファンタジスタ」は、三重大学が、三重県と県内の高等教育機関、企業と連携して行っている「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の取り組みで、地域の課題(食と観光、次世代産業、医療・健康・福祉等)に対して主体的に取り組める人材を育てる事を目標としています。対象となる科目6単位または12単位以上を修得し、各高等教育機関で定められた手続きをする事で、資格が認定されます。
昨年末の12月から1月にかけて、学生らは、1組3、4人の3組に分かれ、試作を繰り返してきました。最終的には「コンニャク麺衣を使ったコロッケ」、「コンニャク麺入り肉団子」、「コンニャク麺みたらし団子」、「コンニャク麺チョコクランチ」といった個性豊かな加工品が完成しました。
試食を行った後、それぞれの加工品開発の手順、アピールポイント、苦労した点などについて発表しました。
また、上野屋から参加いただいた3名の方からは「発想がすばらしい」「このままお店に提供できるのでは」「いろんな料理にアレンジできる点がよい」などのコメントがありました。