2019年11月12日
11月5日(火)、三重大学地域イノベーションホールにて、パパ料理研究家で㈱ビストロパパ代表取締役の滝村 雅晴氏を講師に招き、三重大学働き方改革講演会「トモショク(共食)のススメ~働く人が、働きながらトモに食事ができる世の中を~」が開催され、本学教職員、学生及び他機関からの方、合せて88名が参加しました。
「トモショク」とは、 "共(トモ)に食(ショク)事をすること"です。一人ではなく、家族や友人(トモ)など、食育で言うところの誰かと共に食事をすることを指す「共食(きょうしょく)」という意味を込めながらも、改めて今の時代に合ったあり方やイメージを作り、推進するために親しみを込めて名付けられています。
三重大学では9月18日に滝村氏を招き「トモショク宣言」「トモショクワークショップ」を行いました。
⇒トモショク宣言書
はじめに駒田 美弘学長から挨拶があり、トモショクの実践について「ぜひ滝村先生のお話を聞いて、今日の夕方からでも実行に移していただきたい」と述べられました。
本講演は働き方改革としての「長時間労働の削減」に焦点を当てたものです。家族や友人などとトモに食事をする機会が勤務後にある暮らしのため、働き方を変えること、生き方を改革することをテーマとし、滝村氏は料理を美味しく作るコツや自身の料理についての失敗談などを交えながら、男性が料理をすることのメリットや、誰かと共に食事ができる大切な時間のために働き方を変えることについてお話しされました。また、日本における家事育児の働き方事情、共食をすることによる多くの効果等を具体的な資料を示して説明していただき、参加者は真剣に聞き入りました。
最後に、三重大学男女共同参画推進専門委員会委員長の尾西 康充理事(総務・財務・基金・企画・評価担当)副学長から挨拶があり、「男性も女性も、ぜひ料理に取り組み、美味しい料理を食べるようにいたしましょう」と参加者に呼びかけられました。
三重大学はこれからも働き方改革の一環として、「トモショク」を推進していきます!