2019年09月24日
9月18日(水)、「トモショク宣言」および「トモショクワークショップ」を行いました。
「トモショク」とは、 "共(トモ)に食(ショク)事をすること"です。一人ではなく、家族や友人(トモ)など誰かと共に食事をすることを指す「共食(きょうしょく)」という意味を込めながらも、改めて今の時代に合ったあり方やイメージを作り、推進するために親しみを込めて名付けられました。今回、三重大学は、NPO法人ファザーリング・ジャパンが推進するトモショクProject(働きながら、家族や友人とトモに食事ができる世の中を創るプロジェクト)の主旨に賛同し応援する「トモショク宣言」を、高等教育機関では日本で最初に行いました。
「トモショク宣言」に先立って行われたトモショクProjectのプロジェクトリーダーであり、㈱ビストロパパ代表取締役 滝村 雅晴氏による講演では、料理を作ることや「トモショク」の意義などが語られました。
滝村氏による講演
その後、駒田 美弘学長から宣言文が読み上げられ、「トモショク宣言」が行われました。
左から滝村氏、尾西 康充理事(総務・財務・基金・企画・評価担当)副学長、駒田学長
宣言後、教育学部校舎の調理実習室にて、"パパ料理研究家"の滝村氏が講師を務める「トモショクワークショップ」が行われ、駒田学長をはじめとする26名の教職員とご家族が参加しました。滝村氏によるデモンストレーションの後、参加者がグループに分かれて調理を行いました。
滝村氏によるデモンストレーション
調理を行う参加者
普段ほとんど料理をしないという参加者も少なくない中、教育学部家政教育の学生・教員のサポートのもと各グループの中で協力し合い、肉豆腐・土鍋で炊くご飯/塩ごま油おにぎり・ほうれん草のお浸し・みそ汁と、デザートに本学の農場で実った梨を加えた計5品が完成しました。
一人前の料理
協力して作った手料理を「トモショク」し、各グループから感想を発表していくと、「普段料理をしないので不安だったが、実際に作ることができてうれしい」「家族や友人と食事をする機会を増やしていきたい」「新しい料理にチャレンジしたい」などの前向きな声があがりました。そして最後は全員で後片付けを行い、ワークショップは終了しました。
「トモショク」の様子
左:感想の発表 右:後片付け
三重大学は「トモショク」を推進していきます!
最後に参加者各自のトモショク宣言書を持って全員で記念撮影