2019年09月06日
9月3日(火)15時~17時、津駅前の伊勢門本店[EBIIRO]にて、第27回三重大サイエンスカフェ「社会を幸せにする人工知能~過去と未来~」(講師:三重大学副学長(産学連携担当)・工学研究科 鶴岡信治教授)」を開催しました。
三重大学サイエンスカフェでは、本学選りすぐりの先生を講師に、お茶を飲みながらリラックスした雰囲気の中で、先生のとびっきりの研究をわかりやすく市民の皆さまにご紹介しています。今回は39名と、多くの方々にご参加いただきました。
![]() テストの様子 |
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鶴岡教授は、まず、人工知能とは何かについて説明し、自動車やパソコン、産業用ロボットに人工知能が使用されていることを紹介しました。また、人の知能と人工知能の違いについて、参加者と一緒にテストを行いながら解説しました。続いて、人工知能の利用により人々の生活がどのように変化してきたかを多数の事例を通して紹介し、最後に、人工知能の役割について、「人工知能は社会課題を解決し人々の生活を支援することによって、短時間で効率よく仕事を行うことができ、人々の平均的な労働時間が短くすることができる」と述べられました。
質疑応答では、参加者から「人と同じように人工知能も日々訓練することによって、スキルを上げることができるのか」や「データサイエンティストの育成について」などの質問がありました。
次回の三重大サイエンスカフェは11月26日(火)開催予定で、地域イノベーション推進機構の水木千春助教による講演が行われます。
詳細は決定次第、ホームページでお知らせいたしますので、お楽しみに!