2019年07月08日
7月3日(水)、三重大学講堂 小ホールにおいて、「学生支援サミット2019~三重大学をかけ抜けて『自分』をつくるために~」を開催しました。
本サミットは、学生・教員・職員が協働しながらディスカッションを行い、より良い三重大学となるよう考えていく貴重な機会として、学生総合支援センター主催で毎年開催されているイベントです。本年度は「社会で活躍する三重大生のキャリア発達」をテーマに、学生・教職員合わせて約90名が参加し、学生総合支援センター風間惇希講師の進行のもとサミットが行われました。
冒頭、駒田美弘学長から「キャリア発達についての話し合いで、今後より三重大学生の活躍が増えることを期待しています。」と開会の挨拶がありました。
また、風間講師より学生支援サミットの概要説明と今回のテーマである「社会で活躍する三重大生のキャリア発達」についての説明がありました。
続いて、学生・教職員を交えた10グループに分かれて、キャリアパスモデルについてワークショップが行われました。自分たちがなりたい姿=キャリアについて、参加者それぞれが意見を交わし、そのためには大学生活で何が必要か、話し合いが行われました。
会場内ではカフェサークル「Le Lien」のコーヒー・紅茶も振舞われ、和気あいあいとした雰囲気の中で、実体験なども加えた活発な話し合いが行われている様子でした。
その後、キャリア発達について各グループの意見と大学に求めることについて、木の絵や鳥が卵から成長していく図などを用いて、それぞれ個性溢れるポスター発表が行われました。「社会に出た際に必要なコミュニケーション能力や経験を積むために、大学での縦のつながりを形成する機会やグループワークなどの機会を設けてほしい。」「社会で活躍するために学部学科に関係なく多様な授業を受講できるようになってほしい。」などキャリア形成に向けて、大学に求めるさまざまな意見が発表されました。
発表後には参加者投票により、「ベストグループ」が選ばれ、表彰が行われました。
最後に野崎哲哉副学長(学生総合支援担当)から「三重大学生のみなさんには、社会の著しい変化の中でも活躍できる力をつけていただきたいので、在学中にさまざまなことにチャレンジができる機会を学生のみなさんと一緒に考えていきたい」と閉会の挨拶がありました。
今後の進展が期待される有意義なサミットとなりました。