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人文学部 留学生のための日本文化体験~囲碁入門教室を開催しました

2019年05月20日

5月15日(水)、三重大学レーモンドホールにおいて、人文学部国際交流委員会主催のイベント「留学生のための日本文化体験~囲碁入門教室」を開催しました。留学生12名、囲碁に関心がある教員3名が参加しました。
このイベントは、留学生が実際に日本文化を体験することによって、日本の文化をより深く理解すること、参加者同士の交流の場として機能すること等を目的としています。

まずは人文学部のラッタナセリーウォン助教から、囲碁の歴史など、囲碁に関するミニ・レクチャーがありました。三重県熊野市で産出される那智黒石が、高級品として碁石に使用されているという話があり、囲碁と三重県とのつながりに、受講者から驚きの声が上がりました。

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そして、日本棋院中部総本部の西條雅孝九段を講師に迎え、実践型のレクチャーが始まりました。西條雅孝九段は、海外でも囲碁の普及活動をされていて、外国人(留学生)相手に教えることは、慣れていらっしゃるようでした。わかりやすい日本語で、テンポよくレクチャーが続きました。

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講師からひとつひとつルールの説明があり、その都度、問題が与えられ、みんなでルールを確認していきました。いくつかまとまってルールを学んだところで、実際に対局をしました。

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最後に、人文学部国際交流委員長の朴恵淑教授から挨拶がありました。

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すでに囲碁を経験したことのある人、日本のコミックスなどで囲碁のことを知り、関心を持っていた人、全く囲碁に縁がなかった人など、さまざまでしたが、今後も囲碁をぜひやってみたい、という声も多く聞かれ、囲碁のおもしろさを感じた留学生も多かったようです。また会場のレーモンドホールの雰囲気の良さには、参加者はみな感心をしており、イベントの充実度にホールが一役買ってくれたようでした。

今回の囲碁入門教室の実施に当たっては、日本棋院の常務理事 重野由紀棋士に多大なご協力をいただきました。当日も留学生との対局の相手もつとめていただきました。ここに厚く感謝を申し上げます。

次回の人文学部の留学生のための日本文化体験は、12月初旬に「お茶」をテーマとして開催される予定です。

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