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「地域医療教育及び地域医療支援に関する協定」調印式を行いました

2019年04月15日

 3月29日(金)、三翠会館1階多目的ホールにおいて、公益財団法人三重県市町村振興協会と三重大学医学部との「地域医療教育及び地域医療支援に関する協定」の調印式を挙行しました。

20190329_「地域医療教育及び地域医療支援に関する協定」調印式 望遠 (14)

 三重大学医学部では三重県の医師不足解消に向けて、医学部入学定員の増加や、地域枠入学者選抜制度の導入、地域医療に係る教育プログラムの実施などの地域医療人材の養成に取り組んできました。 これらの地域医療の支援に関する取り組みをさらに充実・促進させることを目的として、公益財団法人三重県市町村振興協会と本学医学部との間で平成21年6月に連携協定を締結し、10年間にわたり毎年1億円の交付金を受け、三重県の地域医療教育のさらなる充実に努めてきました。
 この度、10年間の本学医学部の取り組みが評価され、最長で3年間の支援の更新が行われることとなり、改めて協定の締結が行われました。
 調印式では、初めに公益財団法人三重県市町村振興協会 河上 敢二 理事長から、「三重県の各地域における医師不足は大きな問題となっている。協定を締結した10年間、三重大学は医師の派遣などに力を入れたことを評価し、継続の運びとなった。今後も地域医療支援の体制強化に向けた取り組みをしっかりと行ってほしい。」とご挨拶がありました。

20190329_「地域医療教育及び地域医療支援に関する協定」調印式 望遠 (2)河上 敢二 理事長

 続いて、片山 直之 医学部長から「10年間支援して頂き、さらに3年間の支援を決定してくださり、本当に感謝している。三重大学医学部としても三重県の地域医療に貢献できるよう教育や体制の見直しを行っているが、全ての市町村に充分に医師を派遣できているわけではない。自治体と協力しながら地域医療支援の体制を強化し、必要に応じて修正を行いながら今後も継続した支援を行っていきたい」と挨拶があり、駒田 美弘学長からは「地域医療は地域活性化の重要な要素であり、三重大学として地域創生に役立てるよう努力していく。支援を継続して頂く3年間、満足して頂けるような結果を出せるよう大学として頑張っていく」とそれぞれ、今後の抱負が述べられました。


20190329_「地域医療教育及び地域医療支援に関する協定」調印式 望遠 (4) 20190329_「地域医療教育及び地域医療支援に関する協定」調印式 望遠 (8)
片山 直之 医学部長               駒田 美弘 学長

 三重大学では、引き続き三重県の医師不足地域の解消など、地域医療に関わる問題の解決に努力をしていきます。

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