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三重大学PBL公開フォーラムPart1とPart2を開催しました

2019年03月27日

3月15日(金)、19日(火)、三重大学環境・情報科学館において「三重大学PBL公開フォーラムPart1:多様なPBLの展開と可能性」と「三重大学PBL公開フォーラムPart2:PBL(問題発見解決型学習)と『総合的な探求の時間』の接続を展望する」を開催しました。

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PBLとは学生の主体的な学習活動を中心として展開され、グループ学習と事前・事後の課題に基づく自己学習で構成される少人数による授業のことです。本学でPBL教育を開始して14年、現在全学で500科目以上のPBL授業が実施されています。本フォーラムは、PBL授業に関心をもつ先生方の交流の場として開催しました。

3月15日(金)、「三重大学PBL公開フォーラムPart1:多様なPBLの展開と可能性」は本学におけるPBLの現状を確認するとともに、多様なPBLの提案と交流を目的として、本学を含む県内及び国内大学の教職員を対象に開催しました。はじめに、山本 俊彦理事(教育担当)から開会の挨拶があり、続いて、山田 康彦教授(PBL教育推進プロジェクト代表)が「多様なPBLの展開の到達点と可能性―2つのPBL(Problem-based Learning 及びProject-based Learning)の特徴と可能性を中心に―」と題して講演を行いました。

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山本 俊彦理事(教育担当)
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山田 康彦教授(PBL教育推進プロジェクト代表)

その後、6つのテーマごとに各テーブルに分かれ、多様なPBLの提案と交流を行いました。各テーブルでは報告者からPBL教育について発表が行われ、PBL教育の現状や授業の進め方、課題について活発な議論が行われました。

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最後に、綾野 誠紀教養教育院長より閉会の挨拶があり、教養教育院におけるPBLセミナーの展望について話しました。

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綾野 誠紀教養教育院長

3月19日(火)、「三重大学PBL公開フォーラムPart2:PBL(問題発見解決型学習)と『総合的な探求の時間』の接続を展望する」では、小中高等学校教員ならびに大学教員を対象に、PBLを通した高大連携をはじめ学校との連携・交流を目的として開催しました。

はじめに、冨樫 健二副学長(教育・COC+担当)から開会の挨拶があり、中西 良文准教授が企画主旨説明を行いました。

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冨樫 健二副学長
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中西 良文准教授

続いて、探究型学習に関する実践について、三重県立津東高等学校 林 仁大先生と三重大学教養教育院 長濱 文与准教授・下村 智子准教授が話題提供を行いました。林 仁大先生は、高等学校における探求型学習の現状、課題、展望について話し、今後の探究活動のあり方について述べました。長濱 文与准教授・下村 智子准教授の報告では、三重大学初年次教育におけるスタートアップセミナーについてなど、PBL導入教育の実践について報告がありました。

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三重県立津東高等学校 林 仁大先生
「高等学校における探求型学習についての実践報告」

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長濱 文与准教授
「三重大学初年次教育におけるPBL導入教育実践報告」

その後、話題提供を受け参加者が感じたことや疑問点についてテーブルごとに共有するグループディスカッションを行い、引き続き全体討論が行われました。グループディスカッションでは、教員それぞれがおこなっているPBL授業についての実践活動や課題についてなども話され、たくさんの情報共有が行われている様子でした。

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また、総括討論では鈴鹿高等学校 岩佐 純巨先生が、高等学校における探求型学習の課題や高大連携について、山田 康彦教授が三重大学におけるPBL学習の意義などについてそれぞれ話されました。

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鈴鹿高等学校 岩佐 純巨先生
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山田 康彦教授

最後に苅田 修一学長補佐(教務担当)から閉会の挨拶がありました。

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苅田 修一学長補佐

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