2019年02月27日
2月20日（木）、工学研究科情報工学専攻の太田義勝教授を講師にお招きして、役員等対象の情報セキュリティ研修会を開催しました。
太田講師からは、最近の情報セキュリティ事情について、標的型メール攻撃による情報流出、ランサムウェアや、ビジネスメール詐欺などについて説明があり、「メールとウェブの2つについては特に注意する」、「とにかく怪しいメールや身に覚えがないメールは開かずゴミ箱に廃棄する。怪しいサイトにアクセスしない」といった注意点が強調されました。
また、経営陣の心構えとして、リスクの把握、リスク管理の必要性、また事案が発生した場合の迅速で的確な対応など、実際の事案を挙げて教示されました。
さらに、標的型メール訓練の実施、e-Learningによる情報セキュリテイィ教育など、三重大学で取り組んでいる情報セキュリティ対策について紹介がありました。その上で、サイバー攻撃は、時々刻々と進化しているため現状の対策が完璧というものではなく、対策を継続しなければいけないと解説がありました。
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