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国際交流DAYS「十二単から知る日本文化の魅力」を開催しました!

2019年01月10日

12月6日(木)、「国際交流DAYS」の一環として、十二単を通して日本文化について学ぶ講座と着装体験会を三翆会館の和室にて開催しました。このイベントは昨年度好評を博しており、今年度も国際交流センターと人文学部・地域貢献事業(田中綾乃先生)との共催で、のべ90名もの参加がありました。

昨年度に引続き、繭心の季・小林豊子きもの学院近畿本部のご協力で、近代・平安の十二単と男装用に束帯が披露され、西尾先生(繭心の季代表)により十二単と日本文化について解説いただきました。十二単は十二枚の衣という意味ではなく、富と位を象徴する衣を「十二分」(充分)と表現したこと、十二単には約6万頭の蚕を必要とすることもあり「衣には命が宿る」と考えられていたこと等、留学生だけでなく日本人学生にとっても、日本文化に対する新たな発見になったようです。

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第一部(12:10~12:50)では、近代の十二単をベトナムからの留学生ブイ グエン チャム アンさんが緊張した面持ちでモデルを務め、参加者は女官姿の先生方が1枚ずつ着付けていく過程を見学。中国からの留学生ソウ カイメイ君は男性の束帯を身につけ、壮麗な佇まいを披露してくれました。笑わないよう指導されていた留学生モデルに対して、「いつもと全然違う!」「誰?」と他の留学生からは笑いも起きていました。

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第一部(12:10~12:50)は、留学生約30名を対象に、第二部(13:00~14:30)では、2つの授業(人文学部と教養教育院)の一環として着装披露と講義、第二部(14:30~16:00)では20名以上の留学生と日本人学生が十二単と束帯を実際に着る体験会を実施し、参加者は普段踏み入れる機会のない三翆会館で着装と写真撮影を楽しみました。

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