2018年12月03日
11月27日(火)、「日中植林・植樹国際連帯事業」のため、中国河南省の大学生ら50名が三重大学を訪れ、鈴木英敬三重県知事ご臨席のもと、堀浩樹副学長(国際交流担当)、梅川逸人生物資源学研究科長、本学生物資源学部の学生らとともに記念植樹を行いました。
この「日中植林・植樹国際連帯事業」は、昨年の日中国交正常化45周年、本年の日中平和友好条約締結40周年を記念する行事で、三重県が1986年に友好県省関係を締結した河南省を招聘するプログラムが採択され実現しました。河南省の人口は約1億人、総合大学が134校あり、大学生は200万人を超えています。
まず、堀副学長から歓迎のあいさつが述べられ、鈴木知事からは「是非皆さんにはこれから、三重県と河南省、日本と中国の長年にわたる架け橋として活躍してほしいと期待しています」と言葉が贈られました。
続いて、河南省交流団を代表して武東暁(鄭州大学教員)さんから「今回の交流を通じて、相互理解と友情がさらに深まることと信じています」と挨拶があり、3本のギンモクセイの記念植樹を行いました。
記念植樹後には、生物資源学研究科の松村直人教授から「林業と環境保全」と題したレクチャーが行われ、その中で与えられた課題をもとに河南省の大学生らと三重大学生らがグループに分かれて英語でディスカッションを行いました。
懇親会では、代表団の中国舞踊、合唱、中国武術の演武の後、本学からは本年11月にチェンマイで開催されたTri-U国際会議で発表した学生らによるダンスが披露され、日中の学生の交流が深められました。