2018年12月03日
11月27日(火)、津駅前の伊勢門本店[EBIIRO]にて、第24回三重大サイエンスカフェ「魚とイカの目のはなし(講師:三重大学大学院生物資源学研究科 宮﨑多惠子准教授)」を開催しました。
三重大学サイエンスカフェでは、本学選りすぐりの先生を講師に、お茶を飲みながらリラックスした雰囲気の中で、先生のとびっきりの研究をわかりやすく市民の皆さまにご紹介しています。今回は、26名の参加がありました。
宮崎准教授は、はじめに、航海士を目指していたことや南極観測隊での経験を紹介しながら、なぜ魚とイカの目の研究を始めたのかについて話されました。その後、参加者と一緒に簡単な実験を行いながら、人と魚の目の見え方の違いについて解説がありました。後半は、魚とイカの目の研究を行うことにより、環境に優しい漁業が行えることを説明し、アオリイカ漁業の例を挙げながら水産研究者の役割について述べられました。
最後の質疑応答では、釣り好きの参加者から「疑似餌の見え方について、夜間時の魚の視力について、イカの目玉は鯛の目玉のように食べられるのか」などの質問がありました。
![]() 宮﨑多惠子准教授 |
![]() 魚の目の見え方の実験 |
次回の三重大サイエンスカフェは2019年3月5日(火)開催予定で、教育学部の増田智恵教授による講演が行われます。詳細は決定次第、ホームページでお知らせいたしますので、お楽しみに!