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三重大学障がい学生支援セミナー2018「障がい学生支援に関する制度及びその実際について」が開催されました

2018年11月30日

11月22日(木)、地域イノベーションホールにおいて、障がい学生支援セミナー2018「障がい学生支援に関する制度及びその実際について」(全学FD)が開催されました。
今年度は、障がい学生の修学や学生生活に関して現在の制度や支援の実際について理解を深め、今後行っていく支援について考える機会として、教職員・支援者など学内外の関係者85名が参加しました。

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はじめに、三重大学障がい学生支援室の菊池紀彦室長より開会の挨拶が行われ、続いて障がい学生支援室の風間惇希講師より、三重大学における障がい学生支援の体制と支援室について紹介がありました。

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今年度は、日本福祉大学の柏倉秀克先生(社会福祉学部 教授、学生支援センター長)を講師として招き、支援体制の現状や大学における合理的配慮、支援事例の検討などをご講演をいただきました。合理的配慮の提供は、教育の目的・内容・評価の本質を変えずに、障がい学生との建設的対話によって行わなければならないこと、各授業・実習などの目的・内容・機能の明確化をしたシラバス作成の重要性(紛争に結び付きやすい曖昧な表現をしない)など、近年大幅に増加している障がい学生の支援に必要な内容を詳しくご説明いただきました。
また、質疑応答では、教員から学部内において実際にあった事例をあげ、どのように対応するのが良いかなどをご教授いただきました。

最後に、野崎哲哉副学長(学生総合支援・インターンシップ担当)より閉会の挨拶があり、今後について、「三重大学における障がい学生の支援方針」を策定し、障がい学生支援体制の強化を図っていくと述べられました。

参加した方々は、今後の障がい学生の支援と合理的配慮について考える機会となり、有意義な時間を持つことができたようでした。

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