2018年10月19日
10月17日(水)、三重大学環境・情報科学館にて、「グローバル人材育成セミナー」が開催され、立命館アジア太平洋大学 出口治明学長による講演が行われました。これは、国際キャリアアッププログラムの一環として本学の栗田聡子准教授(国際交流センター)が三重県と共催したものです。
出口学長は、三重県のお生まれで、高校生まで県内で過ごされ、ビジネスの国際舞台で活躍された華麗な経歴をお持ちです。
出口学長は、参加した本学学生70名(うち留学生23名)に向けて「グローバルな視点で物事をみるためにはどうすれば先入観を払拭することができるかを考えること。昔の人がどう考えたか、世界はどう考えるかを念頭に置くことが大切」とメッセージを送られ、「多くの人と会うこと・たくさん本を読むこと・旅をすること」の経験と大学での勉強や研究が社会人になってからいかに重要であるかを説かれました。
質疑応答では社会保障制度、就職、起業等、様々な質問が参加学生から寄せられ、一つ一つ丁寧にアドバイスをしてくださいました。
講演に先立ちアイスブレイクとして、参加者が訪れたことのある国数を競い合いました。10か国以上の国を訪れたことのあるグループ上位2チームには国際交流チームからオリジナルグッズが贈呈されました。
続いて、三重県地域連携部交通政策課牧田拓巳さんから、県民のセントレア(中部国際空港)利用の活性化について、「グローバル人材に大切なことは多様な視点と柔軟な視点である」とのお話がありました。
講演会には、駒田学長、堀副学長、吉松国際交流副センター長をはじめ教職員も多数参加しました。
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![]() 県交通政策課牧田さん |
![]() 司会進行を担当した生物資源学研究科のジミーさん(インドネシア)と中田さん |