2018年09月19日
9月13日(木)、工学研究科情報工学専攻の太田義勝教授を講師にお招きして、事務管理職員を対象とした情報セキュリティ研修会を開催しました。
太田先生から、最近の情報セキュリティ事情について、標的型メール攻撃による情報流出、ランサムウェア、ビジネスメール詐欺などについて説明があり、「気をつけることは2つ、メールとウェブである」、「とにかく怪しいメールや身に覚えがないメールは開かずゴミ箱にすてる、怪しいサイトにアクセスしない」と強調されました。
また、管理職としての心構えとして、リスクの把握、リスク管理の必要性、また事案が発生した場合の迅速で的確な対応など、実際の事案を挙げて教示されました。
さらに、情報セキュリティポリシー・スタンダードの施行、三重大学CSIRT(情報セキュリティインシデント対応チーム)の制定、e-Learningによる情報セキュリティ教育など、三重大学で取り組んでいる情報セキュリティ対策について紹介されました。その上で、サイバー攻撃は、時々刻々と進化しているため、現状の対策が完璧というものではなく、対策を継続しなければいけないと解説がありました。