2018年08月17日
8月5日(日)、鈴鹿サーキットにて2018 Ene1-GP SUZUKA が開催されました。このレースは、充電式の単三電池40本を動力に、鈴鹿サーキット国際レーシングコース フルコース(1周5.807km)でタイムアタックを3回行い、その合計タイムで競います。タイムアタックごとに追加充電はできず、速いタイムを競いつつも3回のタイムアタックを完走できるようエネルギーマネジメントが必要になります。
Ene1-GPに参加できる競技車両は、参加者によるオリジナル車両です。今年は、三重大学と南台科技大学の共同チーム「日台之翼 Ene-1 Team」で新しく共同製作した「MT-03F」一台での参加となりました。よりスタイリッシュでおしゃれなデザインとなっています。
前回のレース終了後から新車体のコンセプトの検討をはじめ、昨年12月には本学の教員1名、学生2名が南台科技大学を訪問し、車体製作の計画を確認しました。その後、三重大学がモーターや制御など駆動系を、南台科技大学が車体のデザインや製作を担当し、毎週スカイプで南台科技大学とミィーテイングを行い、綿密な検討を重ね6月に新車が完成しました。また,今年度は台湾から3社、三重県内企業4社から資金提供・部品提供の協賛をいただいております。
今年のレース結果は、1stアタックでは、19位、2edアタックで16位と順調に順位を上げ、3rdアタックも完走の期待が大きかったのですが、惜しくも途中リタイアとなってしまいました。また、来年の夏に彼らがこの地で爽快な走りと勝利の笑顔を見せてくれることを期待しています。
三重大学へ入学を希望している高校生や三重大生のみなさん、ぜひともこの鈴鹿サーキットの国際レーシングコースで開催されるEne-1GPでオリジナルの電気自動車を走らせてみませんか。「国際交流」と「ものづくりの楽しさ」を味わえます。きっと感動間違いなしです!
来たれ!三重大学電気自動車研究会へ https://www.mie-u.ac.jp/students/activities/club/post-32.html