2018年02月23日
2月21日(水)、役員向け情報セキュリティ研修会を、講師に工学研究科情報工学専攻の太田義勝教授をお招きして開催しました。
太田先生からは最近のセキュリティ事情について、標的型メール攻撃による情報流出、ランサムウェア、ビジネスメール詐欺などについて説明があり、「とにかく怪しいメールや身に覚えがないメールは、開かずゴミ箱に捨てること」と説明されました。
経営陣としての心構えとして、リスク把握、リスク管理、危機管理体制の構築の必要性、また事案が発生した場合の迅速で的確な対応などについて説明がありました。
ファイアウォールで学外からの不正アクセスを防御監視し不正なアクセスは緊急遮断を行っていることなど、三重大学で取り組んでいる情報セキュリティ対策の説明がありました。サイバー攻撃は時々刻々と進化しているので、現状の対策で完璧というものではなく、対策を継続しなければいけないと説明がありました。
学長から「パスワードは結構変えた方がいいのか」と質問があり、太田先生からは、「頻繁に変える必要はないが、数字、記号を組み合わせ8文字以上にすることをお薦めする」とアドバイスがありました。