2018年02月20日
2月19日（月）、14時30分から、メディアホールにおいて、三重県警察サイバー犯罪対策課より松尾茂樹氏をお招きし、平成29年度第2回情報セキュリティ研修会が開催されました。
開催にあたり、加納 哲理事（情報・環境担当）・副学長から、「大学としてセキュリティ対策は行っていますが、これで万全というものではありません。個人のリテラシー、モラルが原則ですので、引き続き皆様のご協力をお願いします。」と挨拶がありました。
松尾講師からは、サイバー空間での攻撃は、日々変化し手口も巧妙になっており、だれもが攻撃対象になることや、メール添付ファイルに注意を払うこと、パソコンのアップデートを適切に行うこと、ウイルス対策を定期的に行うことなど基本的な対策がいかに重要であるか、またセキュリティ対策は全員が当事者という意識で取り組むことが大切である。組織は、セキュリティ対策をコストととらえるのか、投資ととらえるのかなど説明がありました。
パソコンを使用して、実際にウイルスに感染したパソコンから情報が流出する状況や、攻撃者が被害者のパソコンからデータや画像を搾取する状況など、非常にリアルなデモンストレーションが行われました。
平成29年12月に設立され、三重大学も参加している三重サイバーセキュリティ・アイザックの紹介や、三重県警察HPでの被害にあわないための情報提供、セキュリティ危険疑似体験の広報について説明がありました。
終了後は質疑応答がありました。
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