2018年02月02日
1月26日(金)、ヒルホテル サンピア伊賀の白鳳の間において、「第16回三重大学発産学官連携セミナーin伊賀」を開催し、130名の参加がありました。今回は、「伊賀研究拠点発共同研究の進展に向けて」というテーマで、産学連携(共同研究など)の在り方や進展に向けて考える機会とするべく企画しました。
まず、鶴岡信治三重大学理事・副学長、岡本栄伊賀市長、田中功三重県健康福祉部部長から開会挨拶をいただきました。
鶴岡理事 岡本市長 田中部長
セッション1では、以下の2名の方から報告がありました。
〇「三重大学のサテライト構想について」
尾西 康充 伊賀サテライト長
〇「三重ティーエルオーの業務紹介」
(株)三重ティーエルオー 取締役副社長 松井 純 氏
尾西伊賀サテライト長 松井氏
セッション2では伊賀研究拠点の兼務教員の研究や地域との連携、実際に共同研究を行っている企業の方からの講演がありました。
〇「木質バイオマス発電所から発生する焼却灰の利活用方法‐ケイ酸加里肥料としての可能性‐」
三重大学大学院生物資源学研究科 名田 和義 准教授
〇「LEDを用いた植物栽培とナノ構造を用いた光学デバイス開発」
三重大学大学院工学研究科 元垣内 敦司 准教授
〇「共同研究による人工光型植物工場の環境管理と栽培技術の高度化」
藤澤建機(株) 営業部係長 福井 宏史 氏
名田准教授 元垣内准教授
福井氏
セッション3では、中高大連携活動報告で2校の発表がありました。 上野高等学校理数科1年生からは、夏に伊賀研究拠点で塩を題材として健康と食について学んだ「夏の科学実習」の報告、桜丘中学校・高等学校サイエンスクラブの生徒からは、身近な河川の水質について月1回のペースで取り組んだ「環境化学入門」の報告がありました。
最後に、(公財)伊賀市文化都市協会の中村忠明理事長の閉会挨拶をいただき、盛況のうちに終了しました。
中村理事長