2018年01月17日
1月17日(水)、教養教育校舎120番教室において、教養教育科目「三重学(三重ブランドの創出)」において「学生がライフプランを考えるワークショップ」を実施しました。
本ワークショップは三重県と百五総合研究所の協力の下、企業(マスヤグループ)、行政(三重県健康福祉部・雇用経済部)、学生が一丸となってワークライフバランスを考える機会として開催され、学生約200人が参加しました。
冒頭、人文学部の朴恵淑教授から「三重大学で学ぶみなさんが三重ブランドであり、三重大学に対する社会の様々な分野の関係者からの関心はとても高くなっています。みなさんはそれに応えるべく、三重をリードする人材となれるよう、よく勉強をしてもらいたいと思っています。」と挨拶がありました。
はじめに、百五総合研究所の奥田千夏氏より女性の働き方や育児の現状についてお話があり、その後、マスヤグループ本社経営管理チームリーダー・秘書の奥野育子氏から、入社当時から現在までの仕事での経験や仕事と育児の両立についてご講演いただきました。そのお話の中で、苦労した場面や異動が決まった当時の状況について奥野氏の上司である常務取締役の安藤幸治氏から当時の対応や支援などについてお話しいただきました。
続いて、学生と講師との意見交換会が行われました。学生からの質問にお答えいただき、「働き続けるコツは周囲の人に協力してもらうことです。また、仕事と子育てを両立させるために大事なことは家族と一緒に過ごす時間を大切にし、子どもとしっかり向き合うことです。」とのアドバイスをいただきました。仕事と子育ての両立が可能な社会創りには、一人一人が明確な信念を持つことや成熟した社会システムの構築が必要であることを考えさせられるよい機会となりました。