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平成29年度 三重大学防災図上訓練を実施しました

2017年12月12日

12月5日(火)、平成29年度 三重大学防災図上訓練を実施しました。本訓練は、三重大学事務系職員が災害対策業務に習熟することを目的とし、訓練コントローラーが地図等を用いて災害の状況を訓練参加者(プレーヤー)に付与することで、業務の優先順位、対処方針、対処計画の立案、BCP(事業継続計画)との整合を一連の流れの中で訓練するものです。

今回は、南海トラフ周辺における地震(震度7、マグニチュード7.9)の発生とそれに伴う津波の発生を想定しました。防災対策本部は無線を用いて学内の被害情報を収集し、今後の方針等を検討しました。

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訓練終了後、川口 淳 工学研究科准教授より「一人ひとりが自分の役割を理解して行動すること、そして災害対策本部は限られた人員と資源を指揮しBCPを遂行することが重要である。被害状況を基に、復興に向けた戦略を立案する部分に改善の余地が見られる」と、新保秀人 副学長(危機管理担当)より「実際は人命救助に多くの人員が必要になるため、効率的な運営のためにも安否確認システムの有効利用を今後も行っていく」と、最後に駒田美弘 三重大学長より「地震と津波はいつか必ず発生するということを心に焼き付け、危機感を共有してほしい。今後も訓練を続け、よりよい防災体制を築いてほしい」と総括がありました。

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(右)川口 淳 工学研究科准教授

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総括を行う新保副学長(左)、駒田三重大学長(右)

三重大学は今後も定期的に防災訓練を実施し、防災に対する意識と技能を高めてまいります。

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